WP向けカートプラグイン旧版にSQLインジェクションの脆弱性
コンテンツマネジメントシステム「WordPress」向けに提供されているショッピングサイト構築用プラグイン「Welcart」の旧版に脆弱性が含まれていることがわかった。「同1.5.3」以降で修正されているという。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同1.5.2」や以前のバージョンにSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2015-7791」が存在するという。脆弱性が悪用されると、データベースが改ざんされたり、データベース内の情報が漏洩するおそれがある。
開発元のコルネでは、10月10 日に公開した「同1.5.3」以降で脆弱性を修正している。今回の脆弱性は、馬場将次氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
(Security NEXT - 2015/12/21 )
ツイート
PR
関連記事
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性
