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警察庁、PLC狙う通信へ注意喚起 - 10月とは別メーカー

国内メーカーが提供するPLC(Programmable Logic Controller)を狙ったアクセスを断続的に観測しているとして警察庁が注意喚起を行った。同庁では10月にもPLCに対する不審なアクセスについて注意喚起を行っているが、別のメーカーだという。

問題のPLC製品は、独自プロトコルを使用。デフォルト設定で9600番ポートを利用しているが、同庁では2015年1月ごろより同製品を標的としたアクセスを観測している。

同製品に関しては、2月にモデルやバージョンといった情報を取得できるツール、さらに11月上旬には起動や停止などの制御が行えるツールが公開されたという。

またインターネットへ接続されている機器の情報を提供するデータベース「SHODAN」と見られるアクセスのほか、目的不明のアクセスも発生している。

同庁では、制御システムに対して不正アクセスが行われ、被害が生じる可能性もあると指摘。利用者に対して適切なアクセス制御を実施するよう
呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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