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「Shockwave Player」に深刻な脆弱性 - 更新が公開

Adobe Systemsは、「Adobe Shockwave Player」の深刻な脆弱性を解消するセキュリティアップデート「APSB15-26」を公開した。

「同12.2.0.162」および以前のバージョンに、メモリ破壊によりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2015-7649」が含まれていることが判明し、対応したもの。

「Windows」「Mac OS X」のいずれも影響があり、脆弱性が悪用されると、端末の制御を奪われるおそれがある。

同社では修正版として「同12.2.1.171」を公開。適用優先度は、3段階中もっとも高い「1」にレーティングしており、72時間以内のアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/10/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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