「感染しない」バンキングトロジャン「Retefe」が進化 - 約1年ぶりに活発化
トレンドマイクロが、スイスのエメンタルチーズにちなみ、2014年9月に「Operation Emmental」として報告。Android端末において、銀行からのワンタイムパスワードを盗み出すために偽アプリをインストールさせる手法を紹介している。
また当初「Retefe」では、他マルウェアなどへの感染は行っていなかったが、2014年11月ごろより、「Dofoil」をはじめ、別のマルウェアをダウンロードする亜種が確認されている。
Palo Alto Networksによれば、今回確認された亜種にもバックドア「Smoke Loader」を改ざんサイトなどからダウンロードするコマンドが追加されていた。攻撃対象国以外において収益へつなげるための活動だと分析している。
(Security NEXT - 2015/08/25 )
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