MS、深刻度「緊急」4件含む月例更新14件を公開 - 脆弱性59件を解消
のこる10件は、いずれも深刻度「重要」にレーティングされたプログラム。そのうち「MS15-070」「MS15-077」2件で悪用が確認されている。
「MS15-077」では、伊Hacking Teamからの情報漏洩で明らかとなった「ATMフォントドライバ」において特権の昇格が生じる脆弱性「CVE-2015-2387」に対処。Office向けに提供する「MS15-070」では、悪用されている「CVE-2015-2424」を含め8件の脆弱性を解消している。
そのほか、6月の公開予定を7月に繰り越した「SQL Server」の脆弱性に対処する「MS15-058」や、Windowsに関する脆弱性を解消する「MS15-069」、カーネルモードドライバの脆弱性を修正した「MS15-073」、「Windows Installerサービス」において特権昇格が生じる問題を解決した「MS15-074」などを提供している。
(Security NEXT - 2015/07/15 )
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