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CMS「Drupal」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Drupal」に深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートの提供が開始されている。

リモートより管理者アカウントの乗っ取りすることが可能となる「OpenIDモジュール」実装上の深刻な脆弱性「CVE-2015-3234」や、オープンリダイレクトの脆弱性「CVE-2015-3232」「CVE-2015-3233」、情報漏洩の脆弱性「CVE-2015-3231」など、4件の脆弱性が判明したもの。

開発者グループは、脆弱性を修正した「Drupal core 7.38」「Drupal core 6.36」の提供を開始しており、アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/06/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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