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JTE、制御システムのセキュリティ診断サービスを開始

ジェイティエンジニアリングは、制御システムにおけるセキュリティマネジメントの状況を診断するサービスを開始した。

同サービスでは、国際標準である「IEC 62443-2-1」がベースとなっているサイバーセキュリティマネジメントシステム(CSMS)の要求事項をベースにセキュリティ診断を行うもの。診断にあたっては、訪問して現場の視察およびヒアリングを実施。再度訪問し、診断結果を報告、改善策を提案するという。

料金は、簡易診断が10万円、充実診断が20万円となる予定だが、サービス開始当初はキャンペーンとして簡易診断を無料で提供する。キャンペーン期間は、3カ月程度となる見込みだが、申し込み状況などにより、期間や料金などについて見直しを行う可能性があるとしている。

同社では今回のサービスを通じ、CSMS認証の認知度を向上させたいとしており、別途提供しているCSMS認証の取得支援サービスやセキュリティ製品の販売促進などの需要についても見込んでいる。

(Security NEXT - 2015/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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