Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JVCケンウッド、自動検知対応の監視カメラ用分析システム

JVCケンウッドは、日本IBMの協力のもと、人物や挙動不審者などを検出する監視カメラの映像分析システム「インテリジェントセキュリティシステム」を開発した。

JVCケンウッドの監視カメラや無線技術と、日本IBMの画像解析技術「IVA」の連携による監視システムを開発したもの。特定人物や挙動不審者などのリアルタイム検出に対応しており、特定の色や大きさ、人物、車両などを抽出した際に異常を自動的にアラートで知らせることが可能だという。

無人による監視や、人的ミスによる見逃しなどを防ぎ、効率化が図れるとしている。また履歴データのフォレンジック分析機能を備えており、特定の問題や傾向、パターンの検索が可能。短時間で目的の画像を抽出することもできる。

JVCケンウッドでは、店舗内の監視カメラはもちろん、市町村レベルの膨大な監視カメラ映像まで、システムの規模に合わせたシステムインテグレーションとソリューションを提供していくという。

(Security NEXT - 2015/04/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「サポート詐欺」の相談が3割増 - 過去最多を更新
ドライブレコーダーに異なる容量のカード、盗難か - 大阪市
米当局、Linuxカーネルの脆弱性など3件を悪用リストに追加
収納代行払込票を紛失、運搬用バッグ開めずに落下か - ローソン
ATMの取引情報を記録した光ディスクを誤廃棄 - 北星信金
Google、脆弱性2件を修正した「Chrome」のアップデートを公開
2024年1Qのセキュ相談、「サポート詐欺」「不正ログイン」が過去最多
セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増
特別支援学校で生徒の個人情報含む動画を誤公開 - 埼玉県
約596万人分の個人情報持出、NTTドコモらに行政指導 - 個情委