WPの人気キャッシュプラグインに脆弱性 - 早急に更新を
コンテンツマネージメントシステム(CMS)のWordPress向けのプラグイン「WP Super Cache」に脆弱性が含まれていることがわかった。修正版が公開されている。
「WP Super Cache」は、WordPressにおいてキャッシュ機能を追加するプラグイン。「同1.4.2」以前のバージョンにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在するもので、セキュリティベンダーのSucuriが報告した。脆弱性が悪用されると閲覧者のブラウザ上でスクリプトを実行されるおそれがある。
今回の脆弱性は、当初「同1.4.3」で修正されたが、問題が見つかったとしてあらたに「同1.4.4」がリリースされている。Sucuriではできるだけ早くアップデートを実施するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2015/04/10 )
ツイート
PR
関連記事
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開
