Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

134店舗で印鑑票の紛失が判明 - 群馬銀

群馬銀行は、134店舗で印鑑票の一部が所在不明となっていることを明らかにした。

所在がわからなくなっているのは、預金者が口座開設時に届け印を登録するために提出する印鑑票。本部による集中保管を進める過程で紛失に気が付いたもので、134店舗であわせて2384件にのぼるという。

また同行の全587万4000口座を調査したところ、これ以外にも1985年から2014年まで一定期間取り引きのない休眠口座として保管していた印鑑票6546件の紛失も判明した。印鑑票には、顧客の氏名や住所、電話番号、生年月日、口座番号、印影などが記載されている。

同行では、これらについて各店舗で誤って廃棄処分した可能性が高いと説明。不正利用に関する報告も確認されていないとしている。本人確認を行った上で従来通り手続きが可能だが、休眠口座以外の2384件については、印鑑票の再作成を依頼する。

(Security NEXT - 2015/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サイバー攻撃による個人情報流出が判明 - HOYA
臨時特別給付金支給要件確認書168件に別人の口座情報 - 燕市
広島県、庁内で書類紛失 - 貸出記録なく確認に時間
顧客情報含む明細表を紛失、誤廃棄の可能性 - 沖縄銀
フランチャイジー向けシステムで誤設定、改修時に発生 - 三菱UFJニコス
「サポート詐欺」で1000万円超の被害 - ネットバンクへ誘導
メール流出問題で調査結果、外部登録パスワードが漏洩か - アイザワ証券子会社
伝票を保管していた段ボール3箱を誤廃棄 - 佐賀銀
約3万件のDM、宛名に別の顧客氏名を記載 - 広島銀
システム誤設定で信用情報を同意なし提供 - 沖縄海邦銀