Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

カスペルスキー、ゲーム通じて重要インフラ防護を学べるサービス

カスペルスキーは、製造業や重要インフラ事業者向けにゲーム形式のサイバー攻撃対策の演習サービス「Kaspersky Industrial Protection Simulation(KIPS)」を3月20日より提供開始する。

同サービスでは、ボードゲームとオンラインアプリケーションを組み合わせ、重要インフラに対するサイバー攻撃の影響を体験。システム運用上のリスクや対策を学習できる。

ゲームの舞台は、サイバー攻撃を受けている水処理施設で、参加者は数名ずつのグループにわかれ、条件や指示が書かれた30枚のカードと決められた予算、作業時間を有効に使いながら、サイバー攻撃へ対応しつつ生産性を競う。ゲームを通じて体験した事象に対して考察し、理解を深めることができるという。

サービスは、同社パートナーであるMHPSコントロールシステムズを通じて提供し、価格は32万4000円から。今後、発電所などへのサイバー攻撃についてもシナリオを用意し、より専門性の高い重要インフラ事業者向けにサービスを拡大する予定だという。

(Security NEXT - 2015/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を