開発終了した「LinPHA」にXSSの脆弱性 - 利用中止を
PHPベースの画像ファイル管理システム「LinPHA」に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同システムには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2014-7265」が存在。悪用されると、ウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるおそれがある。
すでに同ソフトの開発は終了しており、アップデートを提供する予定はないため、セキュリティ機関では利用を中止するよう呼びかけている。
今回の脆弱性は、サイバーディフェンス研究所の福森大喜氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
(Security NEXT - 2014/12/15 )
ツイート
PR
関連記事
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
Gitサーバ「Gogs」にRCE脆弱性 - 過去の修正不備に起因