複数のバグを修正した「WordPress 4.0」が公開
人気コンテンツマネジメントシステム(CMS)の最新版「WordPress 4.0」が公開された。クラリネット奏者であるBenny Goodmanから取られたコードネームを持つ同バージョンでは、複数のバグフィックスが行われている。
「同4.0」は、「同3.9.2」からのアップグレード。機能強化に加え、バグの修正を行った。開発者グループは、8月に公開した「同3.9.2」や、旧バージョン利用者向けの「同3.7.4」「同3.8.4」において、PHPのXML処理に起因するサービス拒否の脆弱性をはじめ、セキュリティ上の問題を解決したり、セキュリティ機能の強化を図った経緯があるが、今回のアップグレードでは、16件の不具合を修正したものの、影響が大きい脆弱性の修正などは含まれていない模様だ。
US-CERTは、今回のバージョンアップに合わせ、旧バージョンの利用者に対し、セキュリティアップデートとなった「同3.9.2」などへのアップデートを、あらためて実施するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2014/09/08 )
ツイート
PR
関連記事
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
