Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「EmEditor」の更新機能でマルウェア感染のおそれ - 特定IP狙われる

エムソフト提供するテキストエディタ「EmEditor」の更新機能で、不正なファイルが配布されていたことがわかった。外部より悪意あるファイルを設置されたのが原因だという。

同社によれば、8月19日3時半ごろに、同ソフトの公式サイト上に不正なファイルが設置されていることが判明したもの。バックアップの状況から、18日22時半以降に設置されたと見られている。

サーバの設定を変更する「.htaccess」も設置されており、特定のIPアドレスから同ソフトの更新チェック機能を利用すると、本来用意された正規のファイルではなく、攻撃者がサーバ上へアップロードした不正ファイルがインストールされる状況だった。

問題のファイルはすでに削除しており、具体的な影響などはわからない状況で、マルウェアの可能性もある。対象となるIPアドレスは11035件で、同社では対象となるIPアドレスの範囲などを公開。心当たりがあるユーザーに対し、マルウェアへ感染していないか確認するよう呼びかけている。

同社では、今回のサイト改ざんが行われる以前の同月13日にも、日本語と簡体字中国語の公式サイトが改ざんされる被害が発生していた。

悪意あるコードが見つかったほか、日本語サイトではフォーラム利用者のユーザー名、パスワード、IPアドレスが盗まれた可能性があるという。これを受け同社では、パスワードを強制的にリセットし、パスワード変更を案内するメールを送信したばかりだった。

(Security NEXT - 2014/08/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

インシデント件数が1.3倍に - 「フィッシング」の増加目立つ
ハラスメント対策情報サイトが改ざん、個人情報流出は否定 - 厚労省
「偽警告」相談が2割増 - 「フィッシング」関連は1.5倍に
顧客にフィッシングメール、予約システム侵害か - HOTEL CYCLE
米当局、「Zimbra」「Versa Concerto」など脆弱性5件の悪用に注意喚起
米当局、「Gogs」の脆弱性悪用に注意喚起 - 修正コードが公開
講師がサポート詐欺被害、個人情報含む私物PCが遠隔操作 - 群馬県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を