Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ラリタン製KVMスイッチ「Dominion KX2-101」にサービス拒否の脆弱性

ラリタン・ジャパン製KVMスイッチ「Dominion KX2-101」に、サービス拒否の脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品は、ネットワーク経由でサーバの管理などを行うことができるKVMスイッチ。サービス拒否の脆弱性「CVE-2014-3901」が存在し、不正なパケットを受信すると利用できない状態に陥る可能性がある。

Dominion KX2-101に関してはメンテナンスサービスが終了しており、修正は行われないという。後継製品「Dominion KX2-101 V2」では対策済みだという。

今回の脆弱性は、岡野友輔氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2014/08/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ
「GitLab」にアップデート - 12件の脆弱性を解消
「ICS」や「Avalanche」などIvanti複数製品に脆弱性
SAP、月例アドバイザリを公開 - 複数の「クリティカル」脆弱性
Fortinet、「FortiOS」に関する複数の脆弱性を解消