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FTPクライアント「BPFTP」に脆弱性 - 修正方法は未公開、EMETで緩和を

Windows向けに提供されているCobham plc製FTPクライアントソフト「BulletProof FTP Client 2010」に、任意のコードを実行される脆弱性「CVE-2014-2973」が含まれていることがわかった。

ホスト情報のデータ検証処理に問題があり、スタックバッファオーバーフローが発生する可能性があるという。脆弱性が悪用されると、任意のコードを実行される可能性があるとしてセキュリティ機関では注意を喚起している。

現状、脆弱性の修正手段は提供されていない。日本マイクロソフトの「Enhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)」を導入することで脆弱性の影響を緩和することが可能だという。

(Security NEXT - 2014/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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