Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NAS製品「RockDisk」にXSSの脆弱性 - 2013年の対策が不十分で再度修正

アイ・オー・データ機器のNAS製品「RockDisk」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品の管理画面に「CVE-2013-4713」「CVE-2014-3887」の脆弱性が含まれていることが判明したもの。

2013年10月より脆弱性「CVE-2013-4713」を修正するファームウェア「同1.05e1-2.0.5」が提供されていたが、対策が不十分であり、7月2日にあらたに公開された「同1.05f-2.0.7」で「CVE-2014-3887」を修正した。

今回の脆弱性は、bogus.jpの東内裕二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。修正にあたり、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2014/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を