アンケートサイトで最大1万1502件の不正ログイン - ポイントの不正利用が発生
モニター登録型のアンケートサイト「CAPAT」において、最大1万1502件に及ぶ不正ログインが発生していることがわかった。ポイントの不正利用も確認されたという。
同サイトは、インターネットを利用したモニターによるアンケートサイト。2014年4月の時点で100万人以上が登録しているという。同サイトを運営するクリエイティブ・プランニング・アンド・プロモーションによると、第三者が利用者になりすました「不正ログイン」が6月23日より発生。最大1万1502件のアカウントにおいて不正ログインが成功した可能性がある。
また、アンケートの回答によって付与されるポイントの不正利用についても、最大203件の被害が発生したおそれがあり、同社では「Amazonギフト券」の交換を制限。不正アクセスの発信元からのアクセス遮断やログイン試行回数の制限など対策を講じた。
同社は、今回の不正ログインについて、他社サービスから流出した情報を利用したパスワードリスト攻撃であると説明。ポイントが不正利用された利用者に、メールで個別に連絡を取っているほか、パスワードの使い回しを避けるよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2014/06/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
配達予定通知など行う佐川急便の会員制サービスにPWリスト攻撃
ポケモングッズ通販サイトにPWリスト攻撃 - 一部で会員情報改ざんも
一部ユーザーで不正ログイン被害、他利用者情報にもアクセス - 雑誌ネット書店
フィッシング被害者のアカウントがさらなる攻撃の踏み台に - 東京外大
「PWリスト攻撃」による不正ログインを確認 - Hulu
三越伊勢丹の宅配サービスにPWリスト攻撃 - 不正注文などに注意喚起
食品宅配「Oisix」にPWリスト攻撃 - 約9.7万件で不正ログイン
通販サイトにPWリスト攻撃、個人情報閲覧の可能性 - ヨネックス
約1.5万件の不正ログインを確認 - ジュピターショップチャンネル
NASにランサム感染想定した機能などを追加 - バッファロー