Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュアブレイン、クライアントソフト不要のMITB対策ソリューション

セキュアブレインは、ネットバンキング向け不正送金対策ソリューション「PhishWallクライアントレス」を開発した。販売面で協業した日立システムズが、金融機関向けに展開する。

同ソリューションは、マルウェアによりブラウザの表示内容を改ざんしたり、情報を盗むマンインザブラウザ(MITB)攻撃を防止するオンラインバンキング向けのセキュリティソリューション。オンラインバンキングを利用するパソコンへソフトをインストールすることなく、MITB攻撃を防御できるという。

金融機関側で同ソリューションを導入すると、ウェブサイトにユーザーがアクセスすると同時に、パソコンブラウザがMITB攻撃を行うウイルスによって改ざんされていないか自動的にチェックを行い、改ざんを検知した場合は警告メッセージを表示するとともに、ユーザーによる画面入力を遮断できる。

(Security NEXT - 2014/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」のアカウント乗っ取る脆弱性、悪用が発生 - 米当局が注意喚起
開発言語「R」のデシリアライズ処理に脆弱性 - 修正版へ更新を
QNAP製NASやアドオンに脆弱性 - 旧アドバイザリも更新、影響大きい脆弱性を追加
「SonicWall GMS」に認証回避など複数の脆弱性 - アップデートが公開
4月のMS月例パッチで修正された脆弱性が攻撃の標的に - 米当局が注意喚起
Google、脆弱性2件を修正した「Chrome」のアップデートを公開
「ArubaOS」に深刻な脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
AIアプリの構築に活用される「BentoML」に深刻な脆弱性
「WooCommerce」向けのカスタムフィールド追加プラグインにRCE脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 重要度「クリティカル」の脆弱性を解消