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Huawei製通信端末「E303」にCSRFの脆弱性 - 意図しないSMS送信のおそれ

Huawei製通信端末「E303」のウェブインタフェースに、SMSが利用者の意図に反して送信される脆弱性が存在することがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

今回明らかとなった「CVE-2014-2946」は、「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」の脆弱性。SMSのAPIの実装に問題があり、利用者が細工されたウェブページへアクセスし、脆弱性が悪用されると、利用者の意図に反してSMSメッセージを送信されるおそれがあるという。

すでに脆弱性の実証コードも公開されており、Huaweiでは修正プログラムの準備を進めているという。

(Security NEXT - 2014/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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