Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Silex」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性

コードを記載せずにウェブサイトを構築できるオープンソースソフト「Silex」に、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートで修正されている。

脆弱性ポータルサイトのJVNによれば、「同2.0.0」より以前のバージョンにクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2014-1971」が存在。ブラウザ上で任意のコードを実行されるおそれがあるという。

最新版で脆弱性は修正されており、ウェブサイトから入手することができる。今回の脆弱性は、bogus.jpの東内裕二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2014/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「NVIDIA GPUディスプレイドライバ」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Kibana」に複数のXSS脆弱性 - 「CrowdStrike」との連携ツールにも
「GitLab」にアップデート - 脆弱性4件を解消
米当局、「Grafana」の既知脆弱性に対する攻撃に注意喚起
ファイアウォール基盤「PAN-OS」に判明した脆弱性2件を修正 - Palo Alto