Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「OpenPNE」に深刻な脆弱性 - 任意のPHPコードを実行されるおそれ

SNSサイトを作成できるオープンソースのCMS「OpenPNE」に、任意のPHPコードを実行できる脆弱性が含まれていることがわかった。

同ソフトの自動ログイン機能で利用する「Cookie」の処理に、PHPオブジェクトインジェクションの脆弱性「CVE-2013-5350」が存在していることが判明したもの。任意の「PHPコード」を実行されるおそれがある。

影響を受けるのは、「同3.6.13」や「同3.8.9」で、以前のバージョンも含まれる。同ソフトの開発を行っているOpenPNEプロジェクトでは、脆弱性を修正したアップデートや修正パッチの提供を開始した。

今回の脆弱性は、SecuniaのEgidio Romano氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。修正にあたり、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2014/01/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ