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市立小学校で個人情報入りUSBメモリが所在不明に - 大阪市

大阪市の市立小学校において、教諭が持ち込んだ私物USBメモリが所在不明となっていることがわかった。児童の個人情報が保存されていたという。

教諭が無許可で持ち込んでいたUSBメモリが、所在不明となっているもの。同教諭は、11月15日に職員室でUSBメモリ2本を利用。さらにそのうち1本は22日にパソコン教室で使用し、その後は巾着袋で保存していたが、11月25日に袋を開いたところ、紛失していることに気が付いた。

所在がわからなくなっているUSBメモリには、児童の一覧表や1学期の所見など24人分のほか、学校行事に撮影した児童の写真などが含まれていた。同市では、私物のUSBメモリを利用することは禁止していたが守られておらず、パスワードなどセキュリティ対策も実施していなかった。

11月28日まで探したものの発見できず、校長に報告。全職員で探したものの見つからなかったため、12月4日に警察署へ被害を届け、関連する保護者に対して家庭訪問を実施し説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2013/12/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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