「Windows XP」に未修正の脆弱性 - 標的型ゼロデイ攻撃が発生中
「Windows XP」などに未修正の脆弱性が存在することがわかった。脆弱性を悪用しようとした標的型攻撃も確認されている。
日本マイクロソフトによれば、「Windows XP」および「Windows Server 2003」に特権が昇格する脆弱性「CVE-2013-5065」が存在するという。
「NDProxy.sysカーネルコンポーネント」の検証処理に問題が存在しており、ログオンした状態で特別に細工したアプリケーションを実行すると、脆弱性によりカーネルモード内の任意のコードを実行される可能性がある。
同社では、脆弱性の情報を「Microsoft Active Protections Program(MAPP)」を通じて、同プログラムに参加しているセキュリティベンダーと共有。同社は調査を進めており、セキュリティ更新プログラムの提供など対策を実施する予定。
(Security NEXT - 2013/11/28 )
ツイート
PR
関連記事
「Active! mail」に深刻な脆弱性、すでに悪用も - 侵害確認方法を調査中
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
Dell「PowerScale OneFS」に深刻な脆弱性 - 乗っ取りリスクも
リモートアクセス製品「SonicWall SMA100」の既知脆弱性が標的に
「Chrome」に2件の脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Omnissa UAG」にCORSバイパスの脆弱性 - アップデートを公開
Apple、「macOS Sequoia 15.4.1」をリリース - 脆弱性2件へ対処
ASUS製ルータの脆弱性、ベンダー発表以上に高リスク - 国内外で被害拡大
Apple、「iOS 18.4.1」「iPadOS 18.4.1」を公開 - ゼロデイ脆弱性を修正
「Apache Roller」にPW変更後もログインセッションが破棄されない脆弱性