Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

7月はフィッシングサイトの検知数が増加、韓流ファン狙う攻撃も - BBソフトレポート

BBソフトサービスは、7月に同社のセキュリティ対策ソフト「Internet SagiWall」が検知した不正サイトの状況を取りまとめた。

レポートによれば、7月に検知した不正サイトは61万2669件で、前月から4.7%減少した。種類別の割合を見ると、「ワンクリック・不当請求詐欺サイト」が前月より0.3ポイント増加して全体の98%と大多数を占める。

またフィッシング詐欺サイトの割合が前月より増加し、1.2%だった。韓国の人気アイドルグループのチケット情報掲示板経由でフィッシングサイトへ誘導する攻撃を観測したという。

そのほか、マルウェア感染サイトは0.5%、偽セキュリティ対策ソフト配布サイトは0.2%で、前月からわずかに後退。脆弱性悪用サイトは0.1%で前月と変わらなかった。

(Security NEXT - 2013/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
フィッシング報告とURL件数が大幅減 - 旧正月前後は縮小傾向
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増
「セキュリティ10大脅威2025」 - 「地政学的リスク」が初選出
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も