Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱性を修正した「PHP 5.3.27」が公開 - 後継への移行を推奨

The PHP Groupは、脆弱性の修正を含む最新版「PHP 5.3.27」を公開した。最後のレギュラーアップデートとなり、後継への移行を推奨している。

今回のアップデートでは、XMLの解析処理においてバッファオーバーフローが生じ、リモートでコード実行が可能となる脆弱性をはじめ、10件の不具合を修正した。

また「同5.3系」における最後のレギュラーアップデートとなる予定。今後1年間はセキュリティ上の修正のみ対応していくとしており、後継となる「同5.4」「5.5」へのアップデートを推奨している。

(Security NEXT - 2013/07/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目