Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

市職員が住民情報システムから個人情報を不正取得 - 加古川市

兵庫県加古川市において、職員が職務権限を利用して不正に住民情報を取得し、外部へ漏洩していたことがわかった。

20130527_ka_001.jpg
内部漏洩が発生した加古川市のHP

同僚である同市男性職員の依頼により、同市環境部の女性職員が市住民情報システムより個人情報を取得。男性職員が外部の第三者へ提供していたことが判明したもの。一部報道によれば、流出した情報が調査会社に提供されたり、恐喝未遂事件に利用されるなど悪用された可能性もある。

同市では、今回の問題に関して警察の捜査協力を優先しており、独自に調査することを控えていたと釈明。詳細を調べて事件を解明するとともに、再発防止に取り組みたいとしている。

(Security NEXT - 2013/05/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

民泊事業者情報をサイトで誤公開、ファイル内に残存 - 北海道
GovTech東京の支援プログラム、受講者間で個人情報が閲覧可能に
保存場所を誤り、児童用端末から成績が閲覧可能に - 大阪市
職員が患者の検査画像をSNSに投稿 - 都内の循環器専門病院
病院看護師が電子カルテ画像を知人に送信、患者氏名は墨塗り - 長野県
個人情報流出の可能性、委託先のゼロデイ攻撃被害が影響 - 法政大
休暇中に作業、個人情報含むUSBメモリを紛失 - 印西市
個人情報をメールで誤送信、半年後に判明 - 長崎国際観光コンベンション協会
NASがランサム被害、脅迫メッセージを確認 - 福祉サービスのNPO法人
県立高で検定試験の解答用紙が所在不明に - 群馬県