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フォーティネット、最新プロセッサを採用した4モデルをUTMのラインナップに追加

フォーティネットは、同社UTMのラインナップへあらたに4モデルを追加した。最新プロセッサ「FortiASIC CP8」を搭載し、処理速度を向上させたという。

新ラインナップとして追加したのは、アプライアンス3製品「FortiGate-3600C」「FortiGate-3240C」「FortiGate-800C」および、ブレード「FortiGate-5001C」。いずれも最新プロセッサ「FortiASIC CP8」と「FortiOS 5.0」を採用している。

「FortiGate-3600C」は、ISPやデータセンター、大企業などのニーズへ対応するハイエンドモデル。「CP8プロセッサ」を2基搭載し、アプリケーション層のセキュリティを強化した。

ウイルス対策ではフロー型で18Gbps、プロキシ型で5.8Gbps、SSL-VPNでは、5.3Gbpsのスループットを実現。3Uサイズで、10GbEインタフェースを12ポート、GbEインタフェース18ポートを装備した。

「FortiGate-3240C」は、2Uサイズの筐体を採用したミドルレンジモデル。ファイアウォールは、最大40Gbpsのスループットを実現。最大500の仮想UTMを稼働できる。

一方、「FortiGate-800C」は、1Uで2個の10GbEインタフェース、GbEインタフェースを20ポート、2ペアのバイパスポートを搭載している。ファイアウォールでは20Gbps、IPSにおいて6Gbpsのスループットに対応する。また「FortiGate-5001C」は、ATCAシャーシに追加可能なブレードで、ファイアウォールのスループットは40Gbpsを実現した。

(Security NEXT - 2013/04/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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