不正アクセスでTwitterのユーザー情報約25万人分が外部漏洩の可能性
Twitterを利用する約25万人分のユーザー情報が、不正アクセスにより外部へ漏洩した可能性があることがわかった。同社はパスワードのリセットなど対策を講じたという。
同社に対して通常のパターンとは異なるアクセスがあり、調査をしたところユーザー名やメールアドレスのほか、セッションIDや暗号化されたパスワードなど取得された可能性があることが判明した。
同社では、情報が漏洩した可能性があるアカウントに対し、パスワードのリセットを実施。セッションIDを破棄した。関連するユーザーには、メールでパスワードを再設定するよう案内した。
今回の不正アクセスについて同社は調査を進めているが、洗練された手口で素人による攻撃ではないと分析。同社以外にも幅広い企業や組織が今回の攻撃の対象となっている可能性もあることから、情報を公開に踏み切ったという。
同社では、今回の不正アクセスとは直接関係ないユーザーも含め、セキュリティ上の被害を防止するため、セキュリティの強化を呼びかけている。
パスワードについては、アルファベットの大文字、小文字、数字、記号などを混ぜた10文字以上のパスワードを利用し、使い回しは避けるよう求めた。またブラウザにおいて、Javaを利用しないよう勧めている。
(Security NEXT - 2013/02/04 )
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