Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マクニカネット、ソフトに対するクラッキングを防止するソリューション

マクニカネットワークスは、米Arxan Technologiesが開発するソフトウェアのクラッキング対策ソリューションを提供開始した。

Arxanでは、コード堅牢化や暗号鍵の保護により、ソフトウェアを保護するソリューションを開発しており、マクニカネットワークスでは同社と販売代理店契約を締結した。4製品を取り扱い、初年度は15社への導入を目標に展開していく。

「GuardIT」「EnsureIT」の2製品は、堅牢化技術によりソフトウェアを保護するソリューション。攻撃の防御だけでなく、攻撃者に警告を与えることが可能。おもに「GuardIT」ではx86系に対応し、「EnsureIT」では「iOS」「Android」「ARM」「Linux」などの組み込みやモバイルプラットフォームに対応する。

一方「TransformIT」「BindIT」は、バイナリレベルでセキュリティ機能を組み込むことができる製品。「TransformIT」では、ソフトウェアが暗号化や復号化、署名などに用いる暗号鍵を、実行環境のシステムメモリ上から秘匿できる。また「BindIT」では、アプリケーションを実行する端末を限定することで、不正利用を阻止する。

(Security NEXT - 2012/12/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Zabbix」の延長サポートサービスを開始 - サイバートラスト
アズジェント、攻撃対象領域の分析サービス - 1回限定で無償提供
APIゲートウェイ向けにOSSのセキュリティプラグインを公開
特定社会基盤事業者や周辺事業者向けのリスク対策支援サービス
PFU、不正接続防止ツールを機能強化 - 「有線LANアダプタ」の使い回しにも対応
「WarpDrive」に「攻殻機動隊」の世界観でセキュリティ学べるゲーム機能
「WordPress」のセキュリティ対策プラグインを公開 - クラウドセキュア
IoT製品の脆弱性監視分析サービス - NRIセキュア
MS、上位サブスク契約者向けだった詳細ログデータを開放
ファイルサーバ管理ソフトにログ監視オプション - ランサムなど不正操作を通知