Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

みずほ銀行のフィッシング攻撃に注意 - 「サーバをバージョンアップ」を口実に情報詐取

みずほ銀行を装ったフィッシング攻撃が確認された。たびたび同行利用者を狙う攻撃が発生しており、同行やフィッシング対策協議会では注意を呼びかけている。

問題のフィッシングメールは「みずほ銀行より大切なお知らせです」といった件名で送信されているもので、セキュリティ強化にともないサーバをバージョンアップしたなどと騙して、フィッシングサイトへ誘導。アカウント情報の入力を求める。

今回確認されたフィッシングサイトでは、3段階のページが用意されている。偽のトップページから顧客番号を騙し取るログインページへ誘導。さらにカードセキュリティ情報の再登録などと騙して、「第1暗証番号」やすべての「第2暗証番号」のほか、「ログインパスワード」「質問」や「合い言葉」などの入力を求めるページへ遷移する。

同行を装ったフィッシング攻撃は9月にも出回り、注意喚起が行われている。フィッシング対策協議会では、類似した不審メールやフィッシングサイトを発見した場合は、情報提供するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/11/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
「ジャンボ宝くじ」無料プレゼントなどと誘導、フィッシング攻撃に注意
【特別企画】脅威動向や実務者が身をもって学んだノウハウなど共有する年次イベント
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正
予約管理システムから個人情報が流出した可能性 - 呉竹荘
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か