みずほ銀行のフィッシング攻撃に注意 - 「サーバをバージョンアップ」を口実に情報詐取
みずほ銀行を装ったフィッシング攻撃が確認された。たびたび同行利用者を狙う攻撃が発生しており、同行やフィッシング対策協議会では注意を呼びかけている。
問題のフィッシングメールは「みずほ銀行より大切なお知らせです」といった件名で送信されているもので、セキュリティ強化にともないサーバをバージョンアップしたなどと騙して、フィッシングサイトへ誘導。アカウント情報の入力を求める。
今回確認されたフィッシングサイトでは、3段階のページが用意されている。偽のトップページから顧客番号を騙し取るログインページへ誘導。さらにカードセキュリティ情報の再登録などと騙して、「第1暗証番号」やすべての「第2暗証番号」のほか、「ログインパスワード」「質問」や「合い言葉」などの入力を求めるページへ遷移する。
同行を装ったフィッシング攻撃は9月にも出回り、注意喚起が行われている。フィッシング対策協議会では、類似した不審メールやフィッシングサイトを発見した場合は、情報提供するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2012/11/26 )
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