Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日立システムズ、スマホで安全なデータ共有を実現するクラウドサービス

日立システムズは、データ共有にクラウドを活用し、モバイルデバイス内に利用データを残さないことで情報流出リスクを低減するソリューション「スマートデバイス対応データ共有システム」を提供開始した。

同システムは、プライベートクラウドを活用し、複数のユーザーで安全なデータ共有を実現するソリューション。パソコンにくわえ、AndroidやiOSを搭載したスマートフォン、タブレット端末に対応している。

電話帳のデータや端末のカメラで撮影した写真、録音した音声、ドキュメントなど、デバイスではなく企業のプライベートクラウド内に保存するため、紛失時にはアクセス制限により情報の漏洩を防止できる。

デバイスの一括管理に対応しており、管理画面からアクセスログの管理やアクセスの遮断、端末の機能制限、アクセス先フォルダの限定、端末に対するメッセージの一斉配信などが行える。

価格は、ライセンス数が100から300未満のエントリーモデルが275万8000円。ライセンス数1000未満のスタンダードモデルが663万6000円。ハードウェア、導入設定費用、運用費用が別途必要。

(Security NEXT - 2012/11/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

高校生徒の写真データ含む私物スマホを紛失 - 大阪府
スマートフォンアプリ「Yahoo! JAPAN」にXSSの脆弱性
最新Androidセキュアコーディングガイドに英語版 - JSSEC
Android 14の変更点をカバー - セキュアコーディングガイド新版
「Google Pixel」や「SureLine OS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
個情委、四谷大塚に行政指導 - 子どもを守るため特に注意必要
JSSEC、3月に「セキュリティフォーラム2024」開催 - 「生成AI」などテーマに
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
県立高で成績表を裏紙利用、教室に掲示 - 生徒が撮影して拡散
経産省のサイバーセキュリティ課をかたる詐欺電話に注意