「iOS」「iPadOS」のフォント処理に脆弱性 - アップデートで修正
Appleは、同社スマートフォンやタブレット端末向けにセキュリティアップデートとなる「iOS 26.0.1」「iPadOS 26.0.1」をリリースした。
今回のアップデートでは、ネットワークやカメラ機能における不具合のほか、脆弱性の修正を実施した。
具体的には、フォント解析処理において域外メモリへ書き込みを行う脆弱性「CVE-2025-43400」を修正。細工されたフォントを処理するとメモリ破壊が生じたり、アプリが予期せず終了するおそれがある。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「6.3」、重要度を4段階中、上から3番目にあたる「中(Medium)」と評価した。
また同社は「iOS 18.7.1」「iPadOS 18.7.1」をあわせてリリースし、同脆弱性を解消している。
(Security NEXT - 2025/10/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性
「Chrome」のアップデートが公開 - 脆弱性5件に対応
「SonicWall SMA 100」シリーズに脆弱性 - アップデートが公開
「Progress Flowmon」に脆弱性 - 10月の複数アップデートで修正
