カスペルスキー、VMごとに導入不要の仮想化環境向けウイルス対策製品
カスペルスキーは、仮想化環境用セキュリティ対策製品「Kaspersky Security for Virtualization(英語版)」の販売を開始した。
同製品は、「VMware vSphere」および「VMware vShield Endpoint」に対応するセキュリティソリューション。ウイルス対策エンジンや定義ファイルを仮想アプライアンスにて提供し、「vSphere」で動作する複数の仮想マシンのウイルス対策を実現する。
「VMware vShield Endpoint」に対応しており、仮想化マシンではエージェントレスで利用でき、エンドポイントごとに製品を導入せず、ウイルス対策の負荷を同製品へオフロードさせることが可能。リアルタイムおよびオンデマンドスキャンに対応する。
同社の他製品と共通の管理コンソール「Kaspersky Security Center 9」による集中管理に対応しており、共通したポリシーを利用することができる。
「Targeted Securityシリーズ」として提供し、参考価格は、デスクトップ向けが3525円から、サーバー向けが1万2945円から。
(Security NEXT - 2012/11/06 )
ツイート
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年7月20日〜2025年7月26日)
先週注目された記事(2025年7月13日〜2025年7月19日)
「VMware ESXi」など複数仮想化製品に深刻な脆弱性 - 早急に更新を
「XenServer 8.4」に脆弱性 - アップデートをリリース
「VMware NSX」のUIやフィルタリング画面にXSS脆弱性
ストレージ仮想化ソフト「IBM Storage Virtualize」の一部プラグインに脆弱性
中国系グループ、「Junos OS」を侵害か - 監視手薄な部分を標的
「VMware NSX」に複数の脆弱性 - アップデートが公開
Citrixのサーバ仮想化製品に脆弱性 - アップデートをリリース
「VMware vCenter Server」に複数の深刻な脆弱性 - 早急に対応を