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カスペルスキー、VMごとに導入不要の仮想化環境向けウイルス対策製品

カスペルスキーは、仮想化環境用セキュリティ対策製品「Kaspersky Security for Virtualization(英語版)」の販売を開始した。

同製品は、「VMware vSphere」および「VMware vShield Endpoint」に対応するセキュリティソリューション。ウイルス対策エンジンや定義ファイルを仮想アプライアンスにて提供し、「vSphere」で動作する複数の仮想マシンのウイルス対策を実現する。

「VMware vShield Endpoint」に対応しており、仮想化マシンではエージェントレスで利用でき、エンドポイントごとに製品を導入せず、ウイルス対策の負荷を同製品へオフロードさせることが可能。リアルタイムおよびオンデマンドスキャンに対応する。

同社の他製品と共通の管理コンソール「Kaspersky Security Center 9」による集中管理に対応しており、共通したポリシーを利用することができる。

「Targeted Securityシリーズ」として提供し、参考価格は、デスクトップ向けが3525円から、サーバー向けが1万2945円から。

(Security NEXT - 2012/11/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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