MS、IE脆弱性へのゼロデイ攻撃を回避できる「Fix it」を緊急公開
日本マイクロソフトは、Internet Explorerに存在する未修正の脆弱性「CVE-2012-4969」が悪用されることを防止する「Fix it」を公開した。
同プログラムは、未修正の脆弱性に対する攻撃を回避するためのソリューション。脆弱性を修正するものではないが、「Internet Explorer」において「ExecCommand関数」によるメモリ破損を防止することで脆弱性の悪用を阻止する。英語版だが、日本語環境を含む他言語環境でも利用できる。
脆弱性「CVE-2012-4969」を修正するセキュリティ更新プログラムについては、定例外となる9月22日に公開を予定している。
(Security NEXT - 2012/09/20 )
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