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スクエニのネットショップにセキュリティ上の不備 - 顧客情報流出の形跡は確認されず

スクウェア・エニックスは、同社オンラインショップで利用しているサーバにセキュリティの不備が見つかったことを明らかにした。

問題が判明したのは、同社の委託先が管理していた「オフィシャルグッズオンラインショップ」の専用サーバ。不正アクセスが可能な状態だったことから、対策を講じるまでサービスを一時停止している。

同サーバには、顧客の氏名や住所、電話番号、性別、生年月日、メールアドレスのほか、2010年7月までに同サイトで商品を購入したり、カード決済を利用した顧客のクレジットカード番号、有効期限が保存されていた。

カード関連のデータとそのほかの顧客情報は分離して管理しており、紐付けされていないという。また今回の問題について同サイト以外の他サービスは、一切影響を受けないとしている。

現時点で情報が外部へ流出した形跡は確認されていないが、同社では不正請求などへ注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/09/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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