Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Galaxy S」など複数Android端末に入力情報を窃取される脆弱性

SamsungやHTC製の一部Android端末に脆弱性が存在することがわかった。セキュリティ専門機関が注意を呼びかけている。

脆弱性が判明した端末は、「Samsung Galaxy S」をはじめ、「T-Mobile myTouch 3G Slide」「HTC Merge」「Sprint EVO Shift 4G」「HTC ChaCha & AT&T Status」「HTC Desire Z & T-Mobile G2」「T-Mobile myTouch 4G Slide」の7機種。

問題の脆弱性は、特定のコマンドを用いることで、ユーザーが入力した情報を参照できるというもので、端末へ不正なアプリをインストールされている場合、電話番号やPINコードなどが取得される可能性があるという。

脆弱性を修正するアップデートが提供されており、セキュリティ専門機関では、対策を講じるよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/08/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性