Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アニメ「K」の公式サイトが改ざん、閲覧で偽ソフト感染のおそれ

オリジナルテレビアニメ「K」の公式サイトが何者かによって改ざんされ、閲覧者にウイルス感染のおそれがあることがわかった。

同サイトを運営するキングレコードによれば、7月1日18時ごろから2日11時ごろにかけて、サイトが改ざんされた状態となり、期間中に閲覧した場合、偽セキュリティ対策ソフト「Security Shield」へ感染する可能性があったという。

さらに7月2日22時ごろに、ウェブサイトの改ざんが再発。同社はサイトを一時停止して、原因などを調べている。

偽ウイルス対策ソフトに感染した場合、アラートを表示し、製品の購入を迫る。同社は、ウイルスの駆除方法をアナウンスするとともに、誤ってクレジットカード番号の情報などを送信しないよう、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/07/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「OpenWrt」で汚染されたビルドが配布可能となる脆弱性
女性向け下着通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
「Apex One」「Apex Central」に脆弱性 - ホットフィクスやOS設定で対応を
アイ・オー製ルータ「UD-LT1」などに脆弱性 - すでに悪用も
スポーツCSチャンネルの通販サイトが改ざん - 個人情報流出の可能性
三越伊勢丹の宅配サービスにPWリスト攻撃 - 不正注文などに注意喚起
シルバーアクセ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
「NVIDIA UFM」に管理インタフェースから悪用可能な脆弱性
Fortraのセキュリティ製品、暗号化バイパスの脆弱性を修正
NVIDIAのGPUリソース管理ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを