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リコー、受信書類の放置を防ぐビジネスファックスの新製品

リコーは、セキュリティ対策を強化したビジネス用ファックスの新製品「RIFAX EL6000」を6月8日より発売する。

同製品は、5.7インチ液晶タッチパネルを搭載したA3対応レーザー普通紙ファクシミリ。スキャナやコピーとしても利用でき、オプションでプリンタ機能を追加することが可能。受信したファクスをパソコンやサーバに転送できる。

情報通信ネットワーク産業協会が策定しているファックスのセキュリティに関するガイドライン「FASEC 1」に適合しており、ユーザー名とパスワードによる認証機能を標準で搭載。誤送信対策機能や、受信したファックスの放置を抑止する機能を備えた。

「フルダイヤル相手先再入力機能」により番号の押し間違いを抑止。受信ファクスの放置や紛失、盗難を防止するため、受信ファクスをメモリに蓄積し出力を保留したり、転送できる「おでかけ受信機能」や、指定した時間帯のみ受信ファクスを出力する「時刻指定プリント機能」を利用できる。

(Security NEXT - 2012/06/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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