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通販サイトに不正アクセス、個人情報が流出のおそれ - 大進

ギフトサービスを展開する大進は、同社オンラインショップが不正アクセスを受け、顧客情報1117件が外部へ流出した可能性があることを明らかにした。

情報流出の可能性があるのは、同社が運営する「お中元、お歳暮専用インターネットサイト」へ登録されていた顧客460人分の個人情報。

氏名や住所、電話番号、メールアドレス、暗号化済みのログインパスワードのほか、そのうち291人分についてはクレジットカード番号や有効期限が含まれる。また届け先情報657人分の氏名や住所、電話番号についても流出したおそれがある。

3月28日にクレジットカード会社より指摘があり、一部クレジットカード情報が不正に使用された可能性が判明。同社ではウェブサイトを閉鎖して登録情報をサーバより削除し、原因を調査している。

同社は、経済産業省へ事態を報告し、警察へ被害を届けた。また送り主である顧客や届け先に対して謝罪を進めており、各クレジットカード会社へ連絡して協力を要請した。

ほかの通販サイトや店舗における顧客情報について、同社は流出を否定しているが、決済については、クレジットカードをデータベースへ保管しない仕様に変更したという。

(Security NEXT - 2012/04/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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