Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「KINGSOFT Internet Security 2011」に脆弱性 - オンラインアップデートで修正済み

キングソフトは、同社のコンシューマー向けセキュリティ対策ソフト「Kingsoft Internet Security 2011」のファイアウォールに、サービス拒否の脆弱性が存在し、2月に修正していたことを明らかにした。

同製品のデバイスドライバに脆弱性が存在していたもので、システムにログインできるユーザーからDoS攻撃を受ける可能性があった。最新版である「同2012」は影響を受けないという。

今回明らかになった脆弱性は、フォティーンフォティ技術研究所(FFR)の丹田賢氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、修正にあたりJPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。キングソフトでは、2月20日よりオンラインアップデートで脆弱性に対応した。

(Security NEXT - 2012/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 過去の修正をバイパス
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
「MS Edge」の脆弱性3件を修正 - 一部「クリティカル」との評価も
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件を修正