日立ソリューションズ、標的型攻撃対策サービスを開始
日立ソリューションズは、ソーシャルエンジニアリングや脆弱性攻撃など組み合わせ、組織の機密情報を窃取する「標的型攻撃」への対策サービスを12月1日より提供開始する。
「サイバー攻撃(APT)対策診断サービス」は、組織におけるセキュリティ対策状況を診断、分析するサービス。
評価には、情報処理推進機構(IPA)が発行する「新しいタイプの攻撃の対策に向けた設計・運用ガイド第1版」に同社独自のノウハウを盛り込んだテンプレートを使用。約1カ月で診断結果を報告し、必要となるセキュリティ要件を整理し、報告する。
また「秘文 標的型メール攻撃対策ソリューション」では、組織と外部で送受信されるデータのセキュリティ対策や組織内のセキュリティ強化など組み合わせ、標的型攻撃対策を実現している。
外部から不審メールの侵入を防ぐ「秘文AE Email Gateway」や、内部ネットワークから不正サイトへの接続を防ぐ「秘文AE Web Gateway」を活用。さらにファイルサーバの暗号化や外部への持ち出しを制限する「秘文シリーズ」など組み合わせ、標的型攻撃から機密情報を防御する。
同社では、従来より提供しているサービスにくわえ、今回のラインナップ追加により、標的型攻撃への対策サービスを強化。今後も関連ソリューションを投入していく予定。
(Security NEXT - 2011/11/22 )
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