MSの月例セキュリティ更新プログラム、「緊急」1件含む4件が公開予定
日本マイクロソフトは、月例セキュリティ更新プログラムとして、11月9日に4件のプログラムを公開する予定だ。
今回公開が予定されている4件は、いずれもWindows関連のプログラム。そのうち深刻度が最も高い「緊急」は、1件。リモートでコードが実行される脆弱性を解消するもので「Windows Vista」「同7」「Windows Server 2008」「同R2」を対象としている。
2件のプログラムは「重要」で、それぞれコード実行や特権の昇格といった脆弱性を修正。残り1件はサービス拒否の不具合へ対応するプログラムで深刻度は「警告」だという。
このほか同社では、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT)」の更新バージョンについても同日に公開する予定。
(Security NEXT - 2011/11/04 )
ツイート
PR
関連記事
ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開
ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加