MasterCard装うフィッシングサイトが稼働中 - フィッシング対策協議会が注意喚起
大手クレジットカードブランド「MasterCard」を装ったフィッシング攻撃が発生しているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

フィッシング対策協議会が確認した偽サイト
問題のフィッシングメールは、カード所有者を狙ったもので英文で記載されており、「MasterCard Alert」「MasterCard Account Holder」など複数の件名で送信されていた。
メールの本文は、セキュリティ上の認証が必要などとしてフィッシングサイトへ誘導する内容で、サイト上のフォームに個人情報を記入させ、送信させる手口。サイトは日本語化されていた。
今回の攻撃では、フィッシングサイトのURLが3種類確認されており、9月20日の11時半の時点で稼働中であることから同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼している。
同協議会では、インターネット利用者にフィッシングメール上のURLを誤ってクリックしたり、個人情報を送信しないよう注意を呼びかけるとともに、類似したメールを受け取った場合は、情報提供してほしいと呼びかけている。
(Security NEXT - 2011/09/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
一部利用者でメールアドレスが変更される被害 - So-net
学生や教職員のアカウント情報が暗号化被害 - 東海大
婚活イベント情報サイトから情報流出 - フィッシング調査から判明
【特別企画】使える「脅威インテリジェンス」とは - 単なる情報ソースで終わらせないために
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD