MasterCard装うフィッシングサイトが稼働中 - フィッシング対策協議会が注意喚起
大手クレジットカードブランド「MasterCard」を装ったフィッシング攻撃が発生しているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

フィッシング対策協議会が確認した偽サイト
問題のフィッシングメールは、カード所有者を狙ったもので英文で記載されており、「MasterCard Alert」「MasterCard Account Holder」など複数の件名で送信されていた。
メールの本文は、セキュリティ上の認証が必要などとしてフィッシングサイトへ誘導する内容で、サイト上のフォームに個人情報を記入させ、送信させる手口。サイトは日本語化されていた。
今回の攻撃では、フィッシングサイトのURLが3種類確認されており、9月20日の11時半の時点で稼働中であることから同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼している。
同協議会では、インターネット利用者にフィッシングメール上のURLを誤ってクリックしたり、個人情報を送信しないよう注意を呼びかけるとともに、類似したメールを受け取った場合は、情報提供してほしいと呼びかけている。
(Security NEXT - 2011/09/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
「ジャンボ宝くじ」無料プレゼントなどと誘導、フィッシング攻撃に注意
【特別企画】脅威動向や実務者が身をもって学んだノウハウなど共有する年次イベント
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
