Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

KCCS、海外グループ企業サイトの脆弱性を診断する新サービス

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、海外グループ企業のウェブサイトにおける脆弱性を検査する新サービス「グローバルWeb健康診断」の提供を開始した。

グローバルWeb健康診断
中国語版報告書イメージ

同サービスは、日本企業の海外グループ会社が運営するウェブサイトの脆弱性について調査するサービス。日本国内からインターネット経由でウェブサイトへアクセスし、ウェブアプリケーションの診断やネットワーク診断を実施する。

診断は、「SQLインジェクション」「クロスサイトスクリプティング」「セッション管理の不備」など12種類の主要脆弱性に対応。さらにポートスキャンやウェブサービスに関連するネットワーク診断を実施する。

申し込みから報告まで4営業日以内で完了し、診断報告書は、日本語、英語、中国語による提供が可能。脆弱性を発見した場合は対策指針についても案内する。

価格は1サイトあたり26万2500円。同社では関連サービスを含め発売後1年間に1億円の売上を見込んでいる。また今後は、中国国内において同様のサービスを展開する予定。

(Security NEXT - 2011/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

事前対策や監視を組み合わせた「ランサムウェア対応支援サービス」
遷移条件の設定にも対応、クラウド型のウェブ脆弱性診断サービス
大規模ECに対応した運用環境を「EC-CUBE」開発元が提供
「IaaS」や「PaaS」上の設定不備を診断するサービス
ラック、生成AIシステム特有のセキュリティ問題を診断するサービス
生成AIに擬似攻撃、リスクを評価するサービス - NRIセキュア
自社開発エンジンによる「ASMツール」を提供 - GMOサイバーセキュリティ
セキュリティ診断に探索的テストを組みあわせた「IoT機器診断サービス」
「ブラックボックス診断」で問題発見時に静的診断も - Flatt Security
「CRI Profile」を踏まえた金融機関向けセキュリティ監査サービス