カードローン契約者の顧客情報含む書類を紛失 - 京都信金
京都信用金庫は、本店含む66店舗で、あわせて1万1205件の顧客情報含む帳票を紛失したと発表した。従業員が誤って廃棄した可能性が高いとしている。
紛失が判明したのは、2001年4月から2010年8月までのカードローン自動継続予定リスト、およびカードローン自動継続センター処理結果リスト。すでにローンを解約した顧客を含む1万1205件の氏名、生年月日、カードローン口座番号、限度額などが含まれる。
3月8日に円町支店において同帳票の紛失が判明したのを受け、全店調査を実施。同支店を含め66店舗で紛失の事実があることがわかった。文書保存期間は10年間と定められているが、電子データがあるため保存は必要ないと判断した担当者が、誤って廃棄した可能性が高いという。
今回の紛失にともなう不審な問い合わせなどは確認されていない。同金庫では、対象となる顧客に個別に説明と謝罪を行うとしている。
(Security NEXT - 2011/07/01 )
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