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デジタルアーツ、新機能など25カ所を強化した「m-FILTER」最新版を発売

デジタルアーツは、メールフィルタリングソフトの最新版「m-FILTER Ver.3」を、6月30日より発売する。

デジタルアーツ m-FILTER Ver.3
新機能「アーカイブ個人検索機能」の画面

同製品は、メールの送受信制御を行う「m-FILTER MailFilter」、メールの全文保存と検索を可能にする「m-FILTER Archive」、スパム対策を提供する「m-FILTER Anti-Spam」の3機能を備えたメールセキュリティソフト。必要な機能のみ利用することもできる。

最新版では、保存メールを管理者ではなく各利用者による管理、検索を可能にする「アーカイブ個人検索機能」を追加。さらに誤送信防止機能として、「時間差ディレイ送信」機能をあらたに搭載した。

同機能では、メール送信にあたり社内には即時送信し、社外へは一定時間送信を保留する機能。これにより、誤送信があった場合社内の受信者が気付く可能性が高まるため、誤送信のリスクを低減できるという。

このほか、保存メールの一括ダウンロードやLDAP認証連携、保留メールの自己承認禁止など管理者向け機能が強化された。

価格は、30ユーザーで90万3000円から。同社では、新製品投入により2012年3月末までに300社の新規導入を目指す。

(Security NEXT - 2011/06/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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