Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ニクサン、10Gbpsのフルパケット保存に対応したフォレンジック製品を発売

ニクサンは、ネットワークフォレンジック機能を提供するアプライアンス製品「NetDetector Alpine」の最新版を住商情報システムを通じて6月7日より発売する。

同製品は、ネットワーク上のすべてのトラフィックを保管することで、攻撃の兆候をリアルタイムで監視したり、事後の原因究明に活用できるフォレンジックソリューション。保管したパケットからウェブやメール、telnetなどのアプリケーションを再現できる。

最新版では、高速マルチコアプロセッサやマルチスレッドOS「NIKOS」を採用。パフォーマンスを向上により10GbpsのEthernetに対応した。XFPを2ポート搭載でき、最大20Gbpsに対応する。

取得したパケットを保存するストレージの容量についても増強し、最小2Tバイトから、フラッグシップモデルでは、最大180Tバイトまで拡張できる。

またネットワークパフォーマンス管理、通信パケット分析おに対応したネットワークの性能監視や管理に利用できる「NetVCR Alpine」を用意。同製品についても10GbpsのEthernetのパケットキャプチャに対応しており、最大180Tバイトまで拡張できる。

(Security NEXT - 2011/06/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

MS、上位サブスク契約者向けだった詳細ログデータを開放
CSIRTの業務支援サービスを開始、フォレンジック調査も - MIND
ロジテックがフォレンジックサービスに参入 - メーカーや機器問わず対応
「Emotet」の感染や個人情報流出調査を無償提供 - SHIFT SECURITY
セキュリティ技術者を育成する学習プラットフォームを提供 - CDI
「Log4Shell」の有無やログ内の攻撃痕跡を無料調査 - SHIFT SECURITY
BSIグループとイエラエセキュリティ、デジタルフォレンジック分野で協業
AOSデータ、ドローンのフォレンジックサービスを開始
初動から復旧支援までインシデント対応を支援 - テクマトリックス
USBメモリ接続だけで情報収集するフォレンジックツール