4月のフィッシング攻撃は減少するもゲームサイト流出事件の便乗攻撃に警戒を
4月のフィッシング攻撃は、3月から2割強減少した。フィッシング対策協議会が取りまとめたもので、同協議会が受け付けたフィッシングの報告件数は前月より7件減少して24件。悪用されたURLについても、同様に7件減少して24件となっている。
攻撃の際にブランドが悪用された企業は、前月比1件減となる9件。ゴールデンウィーク直前となる4月25日に「MasterCard」を装うフィッシングサイトが複数確認されている。
4月には、ソニーグループが提供するオンラインゲームサイトにおいて、大規模な情報漏洩事件が判明しており、便乗する攻撃が懸念されることから、同協議会でも注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2011/05/16 )
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