Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MasterCard」を偽装したフィッシング攻撃が発生 - 16日の時点で稼働中

クレジットカードブランド「MasterCard」を装ったフィッシングメールが出回っているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行っている。

今回確認されたフィッシングメールは、「Important MasterCard Alert」「MasterCard Account Holder」「Regarding Your MasterCard」のほか、少なくとも5種類以上の件名で送付されており、誘導先のURLも9件確認されている。

メールは英文で記載されているが、誘導先のフィッシングサイトについては、フォームが日本語化されていた。16日の時点で誘導先のサイトも稼働しており、同協議会ではサイトの閉鎖に向けて、JPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼しているという。

同協議会では、フィッシングメールに記載されたURLにアクセスしたり、誤って個人情報を入力しないよう呼びかけるとともに、同様のメールを受信した場合は届けてほしいと呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
「CrowdStrike」装う「フィッシング」や「偽修復ツール」に警戒を
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)
Windows端末の障害問題に便乗するサイバー攻撃が発生中
ドメインやホスティングが停止すると不安煽るフィッシングに警戒を
「フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」を開催 - JC3
「りそな銀行」かたるフィッシング攻撃の報告が増加
先週注目された記事(2024年6月23日〜2024年6月29日)
取引先や従業員に関する一部情報の流出を確認 - KADOKAWA
セミナー事務局のメルアカからスパム送信、原因を調査 - 広島県